直接法
貝の鰓下腺(さいかせん)を布や糸に直接塗布した後に、日光照射するもので、メキシコのインディオ ミステカ族が行っています。均一な染色に仕上げるためには、何回もこの操作を繰り返さなけ...
続きを読む還元染法
金槌で貝を割って周辺の肉質部と一緒に鰓下腺を取り出し(この作業には、数日間を要します)、ボールなどに集めすりつぶします。直ちに直射日光の下で濃紫色になるまで酸化発色させますが、日...
続きを読む綿布を染める
1.中央の黒い物質がパウダー状の貝紫染料です。2.染料に苛性ソーダ,ハイドロサルファイトを加えて温度45℃位に上げ,建った(染色可能な状態)染料です3.建てた染料を綿布に塗りつけ...
続きを読む小石丸を染める
日本の絹の原種とも呼ばれる「小石丸」、その糸は細く張力に富み、毛羽立ちもなく、美しい艶が特徴といわれます。普通の繭の三分の一ほどの大きさなので繭糸の量も少ないのです。 古代染料...
続きを読む貝紫下染め黒
私は,数年前から貝紫を下染めにした黒染めを研究してきました。 昔から「藍下染め黒」「紅下染め黒」は存在したと聞いておりました。 そこで、贅沢にも高価で妖艶な貝紫を下染めにした黒染...
続きを読む大島紬一反染
2007年の年末に、大島紬 一反(約13メートル)を貝紫で染めてほしいという依頼がありました。同じ重さなら、生地染は糸染の何倍も手間がかかります。13メートルの長さの生地をむらな...
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