アグネッタさんは、自分のデザインした手織物、切り絵、染物などをフェルトなどで作品になさる方です。この2、3年東京、京都などで個展をされています。
スウェーデンには貝紫染めなどはなく、スウェーデンの染織刊行誌に貝紫染めについての記事をお書きになりたいようで、私の工房にも取材に来られました。
写真下、左の女性が、梶谷 宣子さんで、古代染織品の材料と技法に興味を持っておられます。 ニューヨークのメトロポリタン美術館に40年間勤務され ( 終身名誉館員 )た中で、 ローマ時代にエジプトの地で発掘された貝紫で染められた毛織物の管理の経験があったそうです。 退職後、昨年から京都在住となりました。 今回は、私とアグネッタさんとの通訳をしてくださいました。
 貝紫染めの還元法による実演を見ていただき 染め上げた プチストールとハンカチを彼女達にプレゼントしました。