2007年の年末に、大島紬 一反(約13メートル)を貝紫で染めてほしいという依頼がありました。同じ重さなら、生地染は糸染の何倍も手間がかかります。13メートルの長さの生地をむらなく 酸化発色させることができるだろうか・・・。結果、画像を見て頂ければわかりますが、むらなくきれいに染まりました。なかなかの出来栄えです。世界に一つだけ(同じものは絶対出来ない)、高貴で妖艶な貝紫染め大島紬一反です。