奈良晒を貝紫で染める

奈良晒は、奈良を中心として生産された良質な高級麻織物であり、織り上がった生平を、数回の晒し工程を経て真白に晒し上げて仕上げられたものです。

生平とは麻を原材料として、手積み手紡糸で糸を作り、昔ながらの手織機で織った生地のこと。

妻は週に1度、隣りの県、奈良県月ヶ瀬村へ奈良晒の織を習いに行っています。
以前から、妻が織った奈良晒の生地を貝紫に染めてほしいと頼まれていて、1月7日に貝紫に染め上げました。
巾40cm 長さ6m。

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